1. 『ベジタブルハイツ物語』藤野千夜
  2. 『やがて消えゆく我が身なら』池田清彦
  3. 『三丁目が戦争です』筒井康隆
  4. 『読むそばから忘れていっても』高橋源一郎
  5. ウェイクフィールドウェイクフィールドの妻』N・ホーソーン
  6. 『ビトウィン』川上健一
  7. 『死亡した宇宙飛行士』J・G・バラード

ベジタブルハイツ物語  やがて消えゆく我が身なら 読むそばから忘れていっても―1983‐2004マンガ、ゲーム、ときどき小説 三丁目が戦争です (講談社青い鳥文庫)  ウェイクフィールド / ウェイクフィールドの妻 ビトウィン 
 1.は今読み中。なかなか面白い。若い女性作家の小説はどうも合わないのが多いのだが、この人(藤野千夜さん)は同年代のせいか、安心して読める感じ。3.はジュブナイルだったのか〜。道理で知らなかった。『となり町戦争』を読んだ時に、どこかの書評で『三丁目が〜』に似ている、と書いてあったのを読んで気になっていた。
7.ははまぞうで出てこなかった。古色蒼然とした本。短篇集だが、田中啓文の『嘔吐した宇宙飛行士』の元ネタというので興味を持った。NW−SFにはあまり縁がなくて、この間ディッシュの『アジアの岸辺』をやっと読んだくらい。『リスの檻』や『降りる』は面白く読めた。多分挫折するだろうが、とりあえず表題作だけは読みたい。
 次男用に借りた本―――――――

  1. 『メキメキえんぴつ』大海赫(おおうみ あかし)
  2. 『青いいのちの詩』折原みと
  3. 『もうひとりのぼくも、ぼく』岡田淳

メキメキえんぴつ (fukkan.com)  青いいのちの詩―世界でいちばん遠い島 (心にのこる文学) もうひとりのぼくも、ぼく (スピカの創作文学)
 最近読書日記をつけるなど、本読みに凝っている。長男はマンガ以外全く読まないので、嬉しい限り。
1.の『メキメキ〜』は28年ぶりに復刊されたのだとか。面白そう。2.はちょっと重そうな内容。