『オブ・ザ・ベースボール』
- 作者: 円城塔
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/02
- メディア: 単行本
- 購入: 4人 クリック: 111回
- この商品を含むブログ (87件) を見る
同時収録の『つぎの著者につづく』はさっぱり意味が分からなかった。ボルヘスやカフカやエーコをしっかり読んでいないとダメみたい。哲学者の名前もたくさん出てきたし、円城さんって理系なのに文学や哲学に精通してるんだな〜。まぁそうでなきゃ作家にならないだろうし。表題作が面白くて同時収録のもう一編がさっぱり分からないって、青木淳悟の『四十日と四十夜のメルヘン』の『クレーターのほとりで』を思い出した。全然関係ないんだけど。