5月に読んだ本。

5月の読書メーター
読んだ本の数:15冊
読んだページ数:4594ページ
ナイス数:39ナイス

自虐蒲団自虐蒲団
読了日:05月02日 著者:小池 昌代
バイ貝バイ貝
くだらなさすぎて、、、でも好きだから読んじゃう。鬱の量(?)を金額で表すのは目ウロコだったなぁ。
読了日:05月02日 著者:町田 康
墓地の書 (東欧の想像力)墓地の書 (東欧の想像力)
読了日:05月02日 著者:サムコ・ターレ
理系の子―高校生科学オリンピックの青春理系の子―高校生科学オリンピックの青春
すごく面白かった。普段、ノンフィクションはほとんど読まないのですが、こんなに面白いのだったらこれからもたまには読んでいきたい。特に印象的だったのは、貧しさの中、病気の妹に暖かい思いをさせたいために独自の暖房装置を作ったギャレット、ハンセン病になっても前向きに病気を研究しようとしたBB、少年矯正施設で子供たちに一生懸命何かに取り組むことを教えた理科教師ケン、女優を目指していたのに、科学の面白さに目覚めて蜂がなぜ大量死したのか研究したイライザ、独学で学び第2のビル・ゲイツと呼ばれるようになったフィリップ・・。
読了日:05月03日 著者:ジュディ ダットン
ブエノスアイレス食堂 (エクス・リブリス)ブエノスアイレス食堂 (エクス・リブリス)
読了日:05月07日 著者:カルロス バルマセーダ
極北極北
読了日:05月10日 著者:マーセル・セロー
だれかの木琴だれかの木琴
『潤一』以来、たまに読みたくなって手に取ってしまう井上荒野さん。決して共感を得られたり癒されたりするわけじゃなく、どちらかというと読まなきゃ良かった、っていう読後感に襲われることが多いのに、なぜ読みたくなるのか、自分でもよく分からないまま。この小説ではごく普通の、優しくて魅力もある夫と何の問題もない娘、購入してリフォームも終わったばかりの新居と、何不自由なく暮す妻が突如として、特に魅力的でもない若い美容師を追いかけ始める。日常が壊れていく過程が淡々と描写されていて、却って凄惨な話よりも怖かった。
読了日:05月10日 著者:井上 荒野
ブラック・アゲートブラック・アゲート
読了日:05月14日 著者:上田 早夕里
翻訳に遊ぶ翻訳に遊ぶ
読了日:05月15日 著者:木村 榮一
夜のサーカス夜のサーカス
読了日:05月20日 著者:エリン モーゲンスターン
パトロネパトロネ
読了日:05月23日 著者:藤野 可織
フランクを始末するには (創元推理文庫)フランクを始末するには (創元推理文庫)
読了日:05月24日 著者:アントニー・マン
翼をください (ミステリ・フロンティア)翼をください (ミステリ・フロンティア)
読了日:05月24日 著者:田南 透
消失グラデーション消失グラデーション
読了日:05月25日 著者:長沢 樹
灰色の季節をこえて灰色の季節をこえて
読了日:05月29日 著者:ジェラルディン・ブルックス

2012年5月の読書メーターまとめ詳細
読書メーター

 今月のマイベスト3は『極北』、『灰色の季節をこえて』、『ブエノスアイレス食堂』。どれもぶっちぎりの面白さでした。あと、評判になっていたので『消失グラデーション』と『翼をください』を読んで、うーむ、、、ミステリって謎が解けるまではものすごく面白いんだけど、解けた後ががっくり脱力してしまってどうも・・。解けないまま終わるのもより嫌だし。やはり私には向いてないようだ。たまにものすごく読みたくなるのだけど>ミステリ。
 あとは『フランクを始末するには』が面白かった。これは奇妙な味に分類されてるようだけど、いろいろな毛色の作品が混じっていて、とても楽しめた。