2013-03-28

2月に読んだ本。

2013年2月の読書メーター
読んだ本の数：13冊
読んだページ数：3700ページ
ナイス数：39ナイス

 終わりの感覚 (新潮クレスト・ブックス)
読了日：2月1日著者：ジュリアンバーンズ
 ぼくは覚えている (エクス・リブリス)
読了日：2月6日著者：ジョーブレイナード
 ほかの惑星への気楽な旅 (ストレンジ・フィクション)
読了日：2月6日著者：テッド・ムーニイ
 SFが読みたい! 2013年版
読了日：2月11日著者：
ひと箱のマッチ A Box of Matches
読了日：2月11日著者：ニコルソンベイカー,Nicholson Baker
厭な物語 (文春文庫)の感想
絶望的に救いがなく厭な「赤」、「ナイト・オブ・ザ〜」、「善人はそういない」、後味が悪くすっきりしない「言えないわけ」「判決　ある物語」、ただ虚しく悲しい「フェリシテ」、再読して比類ない傑作と確信した「くじ」など、どれも楽しめた。是非第2弾、第3弾を出してほしいです。
読了日：2月13日著者：アガサクリスティー,モーリスルヴェル,ジョー・R. ランズデール,シャーリイジャクスン,パトリシアハイスミス
 コンセント (新潮文庫)の感想
発表当時かなり話題になったのに何故かスルーしてしまい、最近震災後に出た『サンカーラ』を読んで興味を持って、デビュー作の『コンセント』に逆もどりして読んだ。兄の孤独死という重い実体験を基にした話というのは知っていたがそれ以上の知識はなかったので、どこまでが実話でどこからが創作かとか何も考えず、小説として楽しみことができた。実際、読者にとっては事実かそうでないかなど問題ではない。性描写が多いな、とは思った…性は生の鮮烈な象徴であると同時に死にも近いものであるから、この小説の重要なモチーフであるのも頷ける。
読了日：2月15日著者：田口ランディ
 本の雑誌357号
読了日：2月16日著者：
死の島上巻
読了日：2月18日著者：福永武彦
 死の島下巻
読了日：2月21日著者：福永武彦
 ことり
読了日：2月23日著者：小川洋子
 スタッキング可能
読了日：2月26日著者：松田青子
 クラウド・アトラス上
読了日：2月28日著者：デイヴィッド・ミッチェル

 読書メーター

2013-02-28

1月に読んだ本。

月別まとめ

2013年1月の読書メーター
読んだ本の数：9冊
読んだページ数：3155ページ
ナイス数：24ナイス

 なんらかの事情
読了日：1月1日著者：岸本佐知子
 夜な夜な天使は舞い降りる (はじめて出逢う世界のおはなしチェコ編)
読了日：1月5日著者：パヴェルブリッチ
 雪〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)
読了日：1月13日著者：オルハンパムク
 雪〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)
読了日：1月19日著者：オルハンパムク
 父と息子のフィルム・クラブの感想
子どもをめぐる環境は違えど、子を思う親の気持ちは万国共通だなと・・・。最後の数ページでは涙が出て仕方なかった。一人の子を、自分で生きていけるようにするまでにはなんと苦難の道が続くことか。色々身につまされ、考えさせられた。晴れて「You're so cool!」って言えたら親として最高だな〜・・。
読了日：1月22日著者：デヴィッドギルモア
 フリーダム
読了日：1月26日著者：ジョナサンフランゼン,Franzen Jonathan
まほろ駅前多田便利軒 (文春文庫)
読了日：1月28日著者：三浦しをん
 1922 (文春文庫)
読了日：1月29日著者：スティーヴンキング
 アサイラム・ピース
読了日：1月30日著者：アンナ・カヴァン

 読書メーター

　2月が終わるのであわてて貼り付け（汗）
　あれ、積読本のまとめができない？

2013-01-07

12月の積読本。

積読本

12月の読書メーター
 積読本の数：20冊

▼積読本
 富士山 (文春文庫)
著者：田口ランディ
 祭りの場・ギヤマン　ビードロ (講談社文芸文庫)
著者：林京子
 パイの物語(上) (竹書房文庫)
著者：ヤン・マーテル
 パイの物語(下) (竹書房文庫)
著者：ヤン・マーテル
 ぼくたちが聖書について知りたかったこと (小学館文庫)
著者：池澤夏樹
 新編バベルの図書館第2巻イギリス編I
著者：
世界が終わるわけではなく (海外文学セレクション)
著者：ケイト・アトキンソン
 十蘭ビブリオマーヌ (河出文庫)
著者：久生十蘭
 雪〔新訳版〕 (上) (ハヤカワepi文庫)
著者：オルハンパムク
 雪〔新訳版〕 (下) (ハヤカワepi文庫)
著者：オルハンパムク
 世界幻想文学大全3 幻想小説神髄 (ちくま文庫)
著者：
ビリー・バッド (光文社古典新訳文庫)
著者：ハーマンメルヴィル
 ゴリアテ ―ロリスと電磁兵器― (新ハヤカワ・SF・シリーズ)
著者：スコットウエスターフェルド,Scott Westerfeld
輝く日の宮 (文芸第一ピース)
著者：丸谷才一
 数学的にありえない〈上〉 (文春文庫)
著者：アダムファウアー
 数学的にありえない〈下〉 (文春文庫)
著者：アダムファウアー
 コンセント (新潮文庫)
著者：田口ランディ
 69 sixty nine (文春文庫)
著者：村上龍
 夏の葬列 (集英社文庫)
著者：山川方夫
 安南の王子 (集英社文庫)
著者：山川方夫

 読書メーター

2013-01-07

2012年12月に読んだ本。

月別まとめ

2012年12月の読書メーター
読んだ本の数：11冊
読んだページ数：2838ページ
ナイス数：27ナイス

 黄色い水着の謎桑潟幸一准教授のスタイリッシュな生活2
読了日：12月4日著者：奥泉光
 最果てアーケード
読了日：12月4日著者：小川洋子
 歪んだ窓 (ふしぎ文学館)
読了日：12月7日著者：山川方夫
 サラダ好きのライオン村上ラヂオ3
読了日：12月8日著者：村上春樹
 アレクシア女史、埃及(エジプト)で木乃伊(ミイラ)と踊る (英国パラソル奇譚)
読了日：12月15日著者：ゲイル・キャリガー
 ディミター (創元推理文庫)
読了日：12月21日著者：ウィリアム・ピーター・ブラッティ
 道化師の蝶
読了日：12月26日著者：円城塔
 サンカーラ: この世の断片をたぐり寄せて
読了日：12月27日著者：田口ランディ
 ひっ
読了日：12月27日著者：戌井昭人
 祖母の手帖 (新潮クレスト・ブックス)
読了日：12月28日著者：ミレーナアグス
 本のおかわりもう一冊 (桜庭一樹読書日記)
読了日：12月31日著者：桜庭一樹

 読書メーター

　う、1冊も感想を書いてなかった（汗）
　こんな感じですが、今年もなんとなく続けていけたらなと思っています。

2012-12-03

11月の積読本。

積読本

11月の読書メーター
 積読本の数：13冊

▼積読本
 若き日の友情: 辻邦生・北杜夫往復書簡 (新潮文庫)
著者：辻邦生,北杜夫
 快楽としてのミステリー (ちくま文庫)
著者：丸谷才一
 世界幻想文学大全幻想文学入門 (ちくま文庫)
著者：東雅夫
 世界幻想文学大全怪奇小説精華 (ちくま文庫)
著者：
なんらかの事情
著者：岸本佐知子
 ペルセウス座流星群 (ファインダーズ古書店より) (創元SF文庫)
著者：ロバート・チャールズ・ウィルスン
 桜の園/プロポーズ/熊 (光文社古典新訳文庫)
著者：アントン・パーヴロヴィチチェーホフ
 四畳半神話大系 (角川文庫)
著者：森見登美彦
 昔には帰れない (ハヤカワ文庫SF)
著者：R・A・ラファティ
 週刊文春臨時増刊東西ミステリーベスト100 2013年 1/4号 [雑誌]
著者：
飛魂 (講談社文芸文庫)
著者：多和田葉子
 族長の秋ラテンアメリカの文学 (集英社文庫カ)
著者：ガルシア=マルケス
 求愛瞳孔反射 (河出文庫)
著者：穂村弘

 読書メーター

2012-12-03

11月に読んだ本。

月別まとめ

2012年11月の読書メーター
読んだ本の数：6冊
読んだページ数：1789ページ
ナイス数：70ナイス

 ならずものがやってくる
読了日：11月3日著者：ジェニファー・イーガン
 プニンの感想
荷物預かり所に大切な原稿を入れた鞄を置いたままバスに乗ってしまったり、道に迷ったり、元妻の息子がサッカー好きと早とちりしてボールを買っておいたり、公園の水飲み場でリスに利用されて装置を押し続けたり・・気難しく人付き合いも下手で、やることなすこと母性本能をくすぐるプニン。読み進むほどに、虜となった。が、物語の根底にあるのは身近な者をホロコーストで亡くした悲しみや、亡命者としての寄る辺なさ。やるせなく悲しいんだけど、プニンと周囲の人たちのユーモラスな言動が楽しくもあって・・。複雑な読後感で楽しめた。
読了日：11月7日著者：ウラジーミル・ナボコフ
 誕生日
読了日：11月14日著者：カルロス・フエンテス
 火山のふもとでの感想
とてもとても良かった。平易で簡潔な文章なのに、読むと言葉以上のものが浮かんでくる、上質な小説だった。軽井沢、追分の描写も素晴らしく、若い頃に読んだ堀辰雄や福永武彦や立原道造の作品を思い出したり・・。知らぬ間に溜まった心の澱みたいなものを一気に洗い流してくれるような。心のクエン酸洗浄剤みたいな本だった（汗）サリサリサリと鉛筆を削る音、１cmの間に５本の線を引く・・とか、普段使ってない場所（脳だか、心だかの）を鋭敏にさせてくれる効果も。瑞々しく若い作家のようだと思ったが終盤にきて少し苦い円熟味を感じた。
読了日：11月16日著者：松家仁之
 本にだって雄と雌があります
読了日：11月22日著者：小田雅久仁
 求愛瞳孔反射 (河出文庫)の感想
楽しいけど気恥ずかしいなぁ、これ。でも好き（笑）
読了日：11月29日著者：穂村弘

 読書メーター

　先月と同じペース（汗）だけど、どれも面白く大満足の読書でした。