ヴォネガット祭りだ☆

母なる夜 (ハヤカワ文庫SF) デッドアイ・ディック (ハヤカワ文庫SF) ガラパゴスの箱舟 (ハヤカワ文庫SF) 見えないグリーン (ハヤカワ・ミステリ文庫) 天使の蝶 (光文社古典新訳文庫)
 『母なる夜』を買いに行ってつい、ほかの本も買ってしまう。どんだけ早川書房に貢献してるんだ>私。ヴォネガットの未読作品は、あと『ガラパゴスの箱舟』『デッドアイ・ディック』『青ひげ』・・。結構あるなぁ。この際、コンプリートを目指そうと思う。けど、何十年も前に読んだきりなのが何冊かあって、それもそのうち読み返したい。もう新作が出ることはないんだから・・。ヴォネガットは日本ではかなり人気が高くて、ほとんど翻訳されているらしいから。『スラップスティック』と『タイタンの妖女』は、引越しのときにどこかに行ってしまったんだか、誰かに貸して返ってこないのだか、いくら探しても出てこない。やっぱり買いなおすしかないか。
 古典新訳文庫は久しぶりに新刊を買ったのだけど、ユダヤ系でアウシュビッツに送られて奇跡の生還を果たして・・という作者の経歴を読んだら買わなくちゃ、という気になってしまった。人間の夢と悪夢が交錯する、本邦初訳を多数収録した傑作短編集。う〜ん、おもしろそう〜。